コンサルティング実施事例

情報通信業

【はじめてテレワーク活用】VPN等のネットワーク環境の整備により 全社的なテレワーク導入を実現

支援企業概略

  • 業界:情報通信業
  • 従業員数:約60名
  • 支援期間:4ヶ月(5回)

コンサルタント概略

働き方改革の専門家としてテレワーク導入・定着支援の実績多数。IT環境~制度設計まで幅広く支援可能。

状況

・BCP対策を目的に、まずは育児・介護など事情のある方を対象者にテレワーク制度導入を検討している。社員数名でテレワークトライアルを実施したことがあるが、運用方法を明確に定めていない。今回の本格導入にあたり、社内で統一した勤務規程を策定したい。
・テレワーク勤務時の就業時間を把握・管理する方法が整備できていない。また、制度対象者や部門の選定、助成金の活用について助言が欲しい。

ゴール
設定

テレワーク勤務規程を策定し、テレワーク制度が本格導入できている状態。

支援
内容

・過去実施したトライアルの課題を整理。テレワーク勤務規程に関するサンプルを紹介し、テレワークの本格導入に向けて、目的に沿った勤務規程になるよう、内容について助言。
・労務管理の為に、新たに勤怠管理ツールの導入を提案し、「はじめてテレワーク」で申請できる製品について助言。また、VPN等のネットワーク環境を整備することでテレワーク勤務時に対応できる業務範囲が拡大すること等を助言。

結果

・テレワーク勤務規程を策定し、正式にテレワーク勤務を制度化することができた。
『はじめてテレワーク』の補助金を活用して勤怠管理ツールを導入し、利用を開始することができた。また、新型コロナウイルスによる外出自粛によって全社員がテレワーク勤務対象となったが、VPNの整備を進めていたことにより、業務範囲を縮小することなくテレワーク勤務を実施することができた。

  • 担当コンサルタントの声

    全社員がテレワークを実施することにより、テレワーク導入時の課題の一つであるコミュニケーションロスが発生する可能性が高まります。チャットツール等で意識的に社員同士の情報共有を行っていただければと存じます。また、作成した勤務規程は定期的に見直し、アップデートしていくことが重要であると考えます。

  • 企業アンケート

    当初は育児・介護などの事情がある方のためにテレワーク制度やツールの導入等を準備してきました。新型コロナウイルスによる外出自粛の際、対象を全社員まで広げテレワークを実施することができました。テレワーク導入・定着に向けたアドバイスがとても役に立ちました。